観戦記・J1第17節清水戦(等々力)

よく勝てたというか、前半は万博の再現でしたね。
ワーストゲーム更新かと覚悟しました。
最終ラインはズルズル下がる、横パスを繰り返す、走らないといった立ち上がりの悪い癖は修正されませんでした。
前半の感想は読むに堪えない内容になる可能性があるので割愛。

後半55分といつもよりも5分早くベンチが動きます。
村上を右SHから左SBへ。井川を右SBにした4バック、4-4-2へ移行。
山岸を前に出すことで、左サイドのポジショニングに自由度を与えられ、前線が活性化。
ジュニーニョと山岸のコンビで何度もチャンスメイク。山岸も、中へ入ったり、FWを追い越したりと。

その後、65分に大橋out田坂in。
正直、その交代には???でした。
田坂のポジションに注目した方が多かったと思いますが、セントラルミッドフィルダーの位置へはいりビックリ。
その活躍にもビックリ。
ボールのちらし、つなぎ。スペースメイク。周りへの指示。
及第点以上の出来でした。
田坂の投入で、右サイドも井川・田坂のコンビで清水へ両サイドから圧力をかけることができたのが勝因の一つでしょうか。
両サイドが使えれば、ジュニーニョも無理な中央突破を控え、周りを使いだす好循環。
スカパーの録画でも再確認したのですが、清水の足が止まりだしたこともありますが、人もボールも動く楽しいサッカーをしていました。

73分に運動量の落ちた村上に代えて黒津を入れ4-3-3へ。
山岸を左SBへ下げたものの、山岸の前への意欲は変わることなく、黒津を交え清水DFをジリジリト後退させていきました。
その黒津も気合十分のチェイシングを繰り返し、清水ゴールに近い場所でのボール奪取に貢献。
惜しいシュートは何本もありましたが、前の選手の頑張りがあったからこそ、2発の「何故そこにタニが?」が生まれたのだと思います。

ただ、最終ライン(横山・宏樹)の押し上げは最後までゆるいものでした。
前半ボーっと試合に入ってしまう癖と共に、このあたりは相変わらずの課題でしょうか。

それよりも、前節よりも、良い面がでた後半の戦いをベースにできればと、浮上のきっかけがつかめるのではと淡い期待を持たせてくれたゲームだったでよかったと思っています。

J1リーグ戦 第17節 川崎F 2 - 1 清水 (等々力/14,131人)
得点者:15' 矢島卓郎(清水)、75' 谷口博之(川崎F)、88' 谷口博之(川崎F)

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観戦記・J1第16節大阪戦(万博)

試合終了後、あちらこちらから「なぜ後半のようなゲームが前半からできないのか?」との声があがていました。

確かに、前半は最悪。最悪というより最低の出来。
プレーの質もさることながら、腰が引け、所謂「ファイティングポースすら取らない」状態。
横パスを繰り返し、味方にボールを預けて「後はよろしく」って感じ。
走らないし、前に向かう姿勢も感じられなかった。
それで勝てるほど川崎は強くはないのに。

前半早々、片方の頬を張られ、アホみたいに反対側の頬を差出し、また頬を張られても目を覚ませることがなかった。

ハーフタイムのアップの状況をみていると、テセ・大橋の2枚交代を後半早々からするかと思いきや、前半の戦術的にも、身体的にも精神的にもコンディションもフィットしない3-5-2でスタート。
前半、居たか居ないか分からない状態の我那覇を引張りました。
気持ちが入っているように見えないは、体は重そうだわ、ミスを繰り返す憲剛をサポートできるパスのさばき手も投入はお預け。

60分に漸くテセ・大橋を投入し4-4-2へ。
すぐにジュニーニョの独走で1点差。
ただ、勢いがなかなか続かない。
74分に黒津を入れ4-3-3へ。
黒津は、最近の傾向通り右トップへポジションをとる。
現地で見ていた限り、この采配も疑問だった。
4-4-2とし、ジュニーニョが右サイドに張るようになり、村上と縦の関係を利用し、何度もチャンスメイクをしていた。
黒津がその流れを引き継ぐことはできず、というか右にはれば中に切れ込むのが持ち味になる黒津ではその流れを継続させるには酷なわけで。
なんとなく、自らが流れを掴むのを放棄した感じがしなくもありませんでした。

後半全般的に「よくやった」との声がありますが、大阪が省エネモードに入ったこともありますし、大阪に戦術的にも選手能力的にも見切れらていたため、ある程度攻めることができたように思います。

まず、サイドの選手への対応。
両サイドとも個人突破する選手でないため、山岸にボールが入れば、前に二人選手を立てて孤立させバックパスをさせる。
村上に至っては、ボールをいったん持たせても、詰めればあわててボールを雑に扱うことがばれているかの様な対応をされる。
中盤の谷口、菊池への対応も村上に対するものと同様。
中盤でボールをある程度持たせてもそれほど怖くないと思われている感じ。
2トップを含め、裏への飛び出しは少なく単純だと思われ、最終ラインを簡単にとコントロールされる。
最後の所さえやらせなければといった対応をゲームを通してやられたしまった感じです。
ボゼション率は57%。
でも、強引に、泥臭くゴールに迫らないサッカーでは怖さを感じさせることはできず、結局シュートは前半3本、後半3本。

「後半は良かった」とサポ同様選手もコメントしているけれど、果たしそれが本心なのか?本心でないと信じて木曜日を迎えたいと思います。
また、決して出来が良くなかった前節の結果を引き合いに出して「横浜FM戦での勢いのままアウェイでも勝点を獲って帰ろうと臨んだ試合だった」との高畠監督のコメントが本心だとは思わないように心掛けるつもりです。

2008 J1リーグ戦 第16節
G大阪 2 - 1 川崎F (19:03/万博/20,138人)
得点者:10' ルーカス(G大阪)、19' バレー(G大阪)、61' ジュニーニョ(川崎F)

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点数以上の差

現地で見る限りは、点数以上の差が出たゲームでした。
残念ですが、チームは危機的状況かも知れません。

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