CAS(スポーツ仲裁裁判所)の裁定要旨を載せているサイトを見つけたので。
一、CASは本件の状況下で、2007年のWADA規定では我那覇氏への点滴が正当な医療行為だったと認める心証を持つことができるが、この時点でJリーグが制裁を定めたWADA規定を採用していなかったことに注目する。
一、Jリーグの規定では、Jリーグのアンチ・ドーピング特別委員会が「制裁を科すことができる」とあるが、すべての違反に処分を科す強制力はない。
一、CASは、我那覇氏に処分を科さなければならない問題ではないと確信しており、違反があったかどうかを判定する必要はないとの結論に達した。彼の行為は処分に値しない。
一、Jリーグは、何が正当な医療行為かを決めるための詳細な条件を明示していなかった。
一、本件では点滴の必要性については医学的な見方が分かれているが、我那覇氏は処置をした医師の判断を評価する能力はないし、診断書をチェックする能力もない。
一、もしCASがドーピング違反があったと結論付けたとしても彼には過失がなく、処分されるべきではない。
この文章を読むと、当時リーグの対応の不味さを指摘していますよね。
明日Jリーグ側の会見があるようですが、どのような対応に出てくるのかが注目されます。
Jリーグとしては、
・クラブへの罰金の返還。
・我那覇の出場停止の記録の抹消。
・そして、謝罪。
これくらいが最低限の対応かと思います。
それから、クラブの公式ページに社長のコメントが載りました。
ただ、個人的にはちょっと違和感の残る内容でしたね。
もう一歩踏み込んだ文書にして欲しかったですね。
実際は、陰ながら我那覇自身を支えることはしていたのでしょうが、結果的には表立っては「静観」といった対応でしたからね。
それを大人の対応というのでしょうが、一言今回の件の対応に対する総括的な言葉もあってもよかったかと。
社長から我那覇自身には直接そんなやり取りはあったでしょうけれどもね。
ともあれ、我那覇自身が息子さんに対して、胸をはって生きていけるようになったことが本当に嬉しく思います。
土曜日のゲームでの爆発を期待しつつ、明日のJリーグの会見にも注目したいと思います。
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