2009リーグ33節 新潟戦(等々力)
今シーズン最後の等々力。
対戦相手が「新潟」でも、アウェーゾーンはゴール裏全開放はなし。
それでも観客動員数は22,274人と今季2番目の入り。
今季17試合で、総観客動員数は 320,394人。
一試合平均は 18,847人 で前年の 17,565人に比べ107%増。
2万人超のゲームは、名古屋(20,148)・鹿島(22,185)・東京(21,379)・清水(20,689)・浦和(22,390)として今節と計6試合。
前年の7試合を下回ったものの、シーズンを重ねるにつれて、施設のキャパに対して飽和度が上がり続け、コンコースの危険度は増すばかり。
動員数とスタジアムの話はオフのネタに譲るとして。
さて、今節は調子を落としていた菊地・タニを先発から外してきました。
菊地→周平の入れ替えはさておき、替えの利かない選手の一人と言われたタニ→田坂の入れ替えに、それほど違和感んが感じられなくなったことが、今シーズンの大きな成果の一つなのかもしれません。
田坂が所謂セグンド・ボランチのポジションに入り、憲剛・レナトがサイド・ミッドフィールダーのポジションを取る中盤が逆台形の4-2-2-2でスタート。
横山とタニの組み合わせの場合、お互いの役割分担が曖昧になりがちで、互いに長所を消しあってしまっていたように感じていました。
田坂・横山のコンビの場合、横山がプリメイロ・ボランチとして守備に重心を置き、ボール奪取後の攻撃への第一歩の繋ぎを担当。
田坂は横山を含む守備陣から受けたボールを、前線へ繋いでいく役割を担当。守備では、大きな穴ができてしまったポジションを埋める役割を担っていました。
中盤の底が安定したこともあり、新潟のコンパクトな守備陣形を崩すためでしょうか、前半立ち上がりからサイド・ミッドフィールダーの二人はサイドに張り付きっぱなしのポジションを取り、中盤からのロングボールで新潟のラインを押し下げる作業を愚直なまでに行ったいました。
その効果があったのか、やや中盤にスペースができると、中盤えのポジショニングの制約を外し、憲剛やレナトに自由を与え、徐々に中盤も支配することができる時間が延びてきました。
後半、その傾向は一層強まり、押し込む時間帯が長くはなるのですが、新潟がゴール前に5人6人と人をかけたり、素早い帰陣で対応され、ゴールを奪うことが来ませんでした。
特に、矢野選手の守備の参加意識の高さは素晴らしい勝ったと思います。
ただ、その半面全体が下がりすぎてしまうために、カウンターや速攻を仕掛けたときに全員がとても長い距離を走ることになり、それが後半やや足が止まりだした原因になってしまっていたようには感じました。
全員守備・全員サッカーの難しさを垣間見ることができました。
そんな、堅守を打ち破るために、次に打った手はジュニとレナトをウイングの位置に上げ、憲剛をセンターに置いた4-2-1-2-1へのポジション変更。
新潟の守備ブロックを広げるための手を打ちました。
レナトがボールを持ちすぎたこともあるでしょうか、シンプルにプレーをできる黒津と交代。
黒津は指示通りにサイドの高い位置で起点となり、逆サイドまで意識をしてのプレー。
決勝点も、右サイドの黒津→左サイドのジュニ・村上・ジュニ→ニアに走りこんだテセのワールドクラスのゴールといった具合に狙い通りのゴール。
70分間をかけ、相手を揺さぶりながら、将棋やチェスのように理詰め奪ったゴールでした。
試合の終わり方に、未だバタつき感を感じてしまいましたが、絶対に勝たなければいけない試合をものにすることができました。
スコア―以上に自信を深めれれた試合だったのと思います。
最終節を残すのみとなりました。
同じ2位でも、昨年はほぼ優勝の可能性がない状態で迎えた最終節でした。
今季は違います。
そのあたりも、小さいながら「One Step」しています。
「人事を尽くして天命を待つ」
応援する側としても最善の人事を尽くせればと思います。
2009 J1リーグ戦 第33節
川崎F 1 - 0 新潟 (等々力/22,274人)
得点者:70' 鄭大世(川崎F)
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