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2009リーグ33節 新潟戦(等々力)

今シーズン最後の等々力。
対戦相手が「新潟」でも、アウェーゾーンはゴール裏全開放はなし。
それでも観客動員数は22,274人と今季2番目の入り。

今季17試合で、総観客動員数は 320,394人。
一試合平均は 18,847人 で前年の 17,565人に比べ107%増。

2万人超のゲームは、名古屋(20,148)・鹿島(22,185)・東京(21,379)・清水(20,689)・浦和(22,390)として今節と計6試合。
前年の7試合を下回ったものの、シーズンを重ねるにつれて、施設のキャパに対して飽和度が上がり続け、コンコースの危険度は増すばかり。
動員数とスタジアムの話はオフのネタに譲るとして。


さて、今節は調子を落としていた菊地・タニを先発から外してきました。
菊地→周平の入れ替えはさておき、替えの利かない選手の一人と言われたタニ→田坂の入れ替えに、それほど違和感んが感じられなくなったことが、今シーズンの大きな成果の一つなのかもしれません。

田坂が所謂セグンド・ボランチのポジションに入り、憲剛・レナトがサイド・ミッドフィールダーのポジションを取る中盤が逆台形の4-2-2-2でスタート。
横山とタニの組み合わせの場合、お互いの役割分担が曖昧になりがちで、互いに長所を消しあってしまっていたように感じていました。
田坂・横山のコンビの場合、横山がプリメイロ・ボランチとして守備に重心を置き、ボール奪取後の攻撃への第一歩の繋ぎを担当。
田坂は横山を含む守備陣から受けたボールを、前線へ繋いでいく役割を担当。守備では、大きな穴ができてしまったポジションを埋める役割を担っていました。

中盤の底が安定したこともあり、新潟のコンパクトな守備陣形を崩すためでしょうか、前半立ち上がりからサイド・ミッドフィールダーの二人はサイドに張り付きっぱなしのポジションを取り、中盤からのロングボールで新潟のラインを押し下げる作業を愚直なまでに行ったいました。

その効果があったのか、やや中盤にスペースができると、中盤えのポジショニングの制約を外し、憲剛やレナトに自由を与え、徐々に中盤も支配することができる時間が延びてきました。

後半、その傾向は一層強まり、押し込む時間帯が長くはなるのですが、新潟がゴール前に5人6人と人をかけたり、素早い帰陣で対応され、ゴールを奪うことが来ませんでした。
特に、矢野選手の守備の参加意識の高さは素晴らしい勝ったと思います。
ただ、その半面全体が下がりすぎてしまうために、カウンターや速攻を仕掛けたときに全員がとても長い距離を走ることになり、それが後半やや足が止まりだした原因になってしまっていたようには感じました。
全員守備・全員サッカーの難しさを垣間見ることができました。

そんな、堅守を打ち破るために、次に打った手はジュニとレナトをウイングの位置に上げ、憲剛をセンターに置いた4-2-1-2-1へのポジション変更。
新潟の守備ブロックを広げるための手を打ちました。
レナトがボールを持ちすぎたこともあるでしょうか、シンプルにプレーをできる黒津と交代。

黒津は指示通りにサイドの高い位置で起点となり、逆サイドまで意識をしてのプレー。
決勝点も、右サイドの黒津→左サイドのジュニ・村上・ジュニ→ニアに走りこんだテセのワールドクラスのゴールといった具合に狙い通りのゴール。

70分間をかけ、相手を揺さぶりながら、将棋やチェスのように理詰め奪ったゴールでした。

試合の終わり方に、未だバタつき感を感じてしまいましたが、絶対に勝たなければいけない試合をものにすることができました。

スコア―以上に自信を深めれれた試合だったのと思います。


最終節を残すのみとなりました。
同じ2位でも、昨年はほぼ優勝の可能性がない状態で迎えた最終節でした。
今季は違います。
そのあたりも、小さいながら「One Step」しています。

「人事を尽くして天命を待つ」

応援する側としても最善の人事を尽くせればと思います。


2009 J1リーグ戦 第33節
川崎F 1 - 0 新潟 (等々力/22,274人)
得点者:70' 鄭大世(川崎F)

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2009リーグ32節 大分戦

タイトル奪取にはとても大事な試合でしたが、勝てませんでしたね。

普通に大分の方が強かったです。

スカパー観戦での印象ですので、現地では違ったのかもしれませんが。


ボールへの寄せ、攻守切り替えのスピード、そしてプレー選択の判断。

どれをとっても大分の選手の方が一枚も二枚も上手でした。


シーズン終盤に来て、いよいよ過密日程の金属疲労が最大値を示しているように感じてなりません。

特に、今月に入り村上とタニのパフォーマンスは落ちるいっぽう。

相手は2週間のインターバルがあったとはいえ、あれほどやられてしまうと、正直力負けを認めざるを得ません。


前半の最初のシュートを放てたのは、40分を過ぎた終了間際になってから。

前後半通じてもシュートは9本。

完全に抑え込まれました。


攻撃はシュートまでの工程での精度と詰めを欠き、守備ではボールの奪いどころをことごとく外される苦しい展開。

システムを2TOPから3TOPに変えても、走れない中盤3人では、言いように空いたスペースを使われるばかり。


実は、前半はいつものように「受けて」いるのだなぁと思っていました。

大分の選手がその気にならないといいなぁとか、90分間あのプレスは続かないだろうとも思っていました。

ところが、後半に入ってもペースは上がらずじまい。

大分の選手のパフォーマンスは素晴らしかったことは間違いありませんが、この時期に、これほど全体がコンディションを落としてしまうと勝筋がなかなか見えてこないのも仕方がありませでしたね。


カップ戦ではないので、次に切り替え、次のチャンスを待つしかありません。

ホームに戻り、最後の反攻をしなければなりませんね。


ただ、スカパー解説の岡本氏が再三言っていた、

「優勝するチームは、こういった苦しいゲームを勝つんですよ」

という言葉が、試合終了後頭をよぎりました。

2009 J1リーグ戦 第32節
大分 1 - 0 川崎F (九石ド/20,418人)
得点者:61' フェルナンジーニョ(大分)

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2009天皇杯3回戦富山戦

日本サッカー審判協会も洒落がきっつい。

このタイミングで、しかもこの空模様で「まさよし岡田」を充ててくるとは。

スタメンを知らせる速報メールに彼の名前があった時には苦笑いするしかありませんでした。

試合前の審判紹介では、彼の登場は一部には周知済みにも関わらず、結構ザワツキました。

試合中には雨脚強まったりして「また?」とか思ってみたり。

そんな野次が飛んでみたり。

雨で霞んでしまい見えないのか、見えないものまで見えるのかは分かりませんが、相変わらず「それはないだろぅ」的なジャッジもありましたし。

晩節を汚さず、早く後進に道を譲るのも先人努めてなんだと改めて思ったりしました。

さて、11月に入ればリーグは終盤戦に入り、ただただ勝点3が欲しい状況であったり、元日国立を目指した一発勝負の試合だったりと、内容など求めずに「勝ちゃあいいんだよ」って試合が続くはずなのですが…

そんな中での天皇杯3回戦だったのですが、この試合は千葉戦スタメンから5人も入れ換えてきた為、スベアーの選手達の力量と、戦術へのフィット等のチェックにも重きを置く試合にもなってました。

関さんのコメントから察すると、「試された選手」は体力的に厳しくなるまで変える気はなかったようで。

一発勝負の試合に内容まで求められた選手達が些か気の毒でしたが、それそれがその期待に応えてくれていたように感じることは出来ました。

コンビネーションの面とプレーの精度で課題が残りましたが黒津と矢島が結果を残し、木村がまあまあの内容と結果を残してくれました。

周平は、90分ピッチに立つ事で試合感を取り戻す作業が出来たでしょうし、田坂は中盤の底でプレーするためのペース配分とスタミナに課題を残していることが確認でき、リキも経験値を上げることが出来ましたし、勝つ以上に収穫の多い試合になたっと思います。

それにしても、交代でピッチに入ってきたノボリ。

本当に良い物を持っていますね。

途中交代で入ってのワーストプレーから、観客を大いに沸かすことの出来る高卒ルーキーってなかなか居ません。

この大切な時期に、非常に重要な役回りが出来る選手を手に入れられたのかもしれません。

富山についても一言。

富山の試合は何度かスカパーで見ていたのですが、J2第21節のC大阪戦で見せたような、攻守の切り替えの早さ、サイドと中盤からの飛び出しをうまく使った速攻、そして最後まで試合をあきらめない戦う姿勢が印象的なチームでした。

総体的には印象どおりの良いチームでした。

GKの中川選手のスキルも高かったですし、フィールドプレーヤーは約束事が徹底して浸透していました。

今はJ2でも下位に甘んじていますが、熊本と共に近い将来上位に上がってくるポテンシャルを秘めている印象が残りました。

今後も注目していきたいチームでした。

富山に勝って、再び国立まではあと3つ。

あの舞台に再び立つために、週末も横浜国際競技場でサポートですね。

11月11日(水) 第89回天皇杯3回戦
川崎F 3 - 1 富山 (19:00/等々力/4,014人)
得点者:29' 黒津勝(川崎F)、44' 川崎健太郎(富山)、70' 木村祐志(川崎F)、78' 矢島卓郎(川崎F)

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社長の謝罪コメントはでたわけですが・・・

カップ戦の表彰式の態度については、まったく擁護する気にもなれません。
何らかの理由があっても、あの態度は決して許されるものではないともいます。

首のメダルを外した選手の中に、自身の本の中に、以前準優勝の賞状を粗末に扱い怒られたといったエピソードを書いている選手もいたりします。
その選手は、その時から人としての成長が止まってしまっているのでしょうか?

社長のコメントにあった以外にも、東京の選手が表彰されているときに、何人かの選手はピッチに座り込んでいました。
本来ならば、立ってその栄誉をたたえるべきなのに。
そして、その愚行を正す監督・コーチ・クラブスタッフは残念なことに現れませんでした。


覆水盆に返らず。


表彰式の選手達の行為は「川崎」に関わる全ての人の顔に泥を塗る行為でした。
残念ながら、私たちもそのレッテルを背負っていかなければなりません。

いつの日か、「川崎もようやく社会通念が通じるクラブになったね。」といわれる日まで努力を続けなければいけません。
それには、多くの時間と努力が必要かと思いますが、やり遂げなけらばいけないことだと思います。

社長はリーグに謝罪に行き、今後大会スポンサーにも謝罪に出向くようです。

選手達はどうアクションを起こしてくれるのでしょうか。

シーズンが佳境に入っているとはいえ、人として信頼を取り戻す第一歩は早いに越したことはないかと思います。

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2009 カップ戦FINAL

さて、前のエントリーでは試合の後の心の問題について触れてみましたが、ここではゲーム中の事について。

本当に「弱い」ですね。
「弱い」から負けた以外コメントしにくいゲームでした。

東京は顕著な川崎対策を施してきたわけではなく、普段通りのフットボール+いつも以上のハードワークで挑んできました。
自分たちの普段着のフットボールを披露してくれたわけです。

一方、それを跳ね返す工夫もなく、ましてや普段着のフットボールすらできずに、いつもの負け試合のパターンにはまり込む川崎。

負けパターンが分かっているわりにはその修正出来ず、試合終了のホイッスルを聞くことになる。
これもいつも時ものパターン。

いつもと書いてみたものの、よくよく思い返すと、特定の場所・場面でVTRを見るような負けを繰り返している気がしてなりません。

日本平・ビックスワン・大宮公園。
そして、カップ戦ファイナル。

負けた後「またか・・・」といった感覚がいつも残ります。

この試合後の選手のコメントに、
「失点は、こっちがチャンスを作った後のところだった。」
「逆にワンチャンスでいいシュートを決められてしまった。」
「もう少し全体で攻撃を作りながら崩していければ良かった。」
「調子は良かったが、ゴールが入らなかった」
「自分たちのリズムの時間帯に点を取れなかった。」
「運に見放されてしまった部分もあった。」
「悪いサッカーをしたわけではない。」

とありますが、これって2007と同じではないでしょうか。

まったく進歩なく2年間を過ごしたって事なのでしょうか。

タイトルを取った東京は、チャンスを作った後、リスクマネージメントとハードワークで失点を防いでいましたし、決勝の大舞台でも、ワンチャンスをものにしてきましたし、全体で攻撃をしかけてきましたし、自分たちのリズムの時間帯でなくともゴールを割ることができました。

つまり、東京が運がよかった分けではなく、運を引き寄せたんだといえませんか。

川崎は、バタつき強引なプレーに走る。
それを誰もコントロールしないのかできない。

サイドを効果的に使うのが川崎のフットボールのはず。
それなのに、中へ中へと選手が集まっていく。

強引にシュートを打つも、マークにつく相手選手にきちんとコースを消され、ゴールにすら届かない。

サイド深く進入しても、両SB・両SHとも精度の悪いボールしか折り返せない。

何度もコーナーキックを蹴るも、ワンパターンにファーサイドに緩いボールが送続けるばかり。

ハーフタイムという一番修正できるタイミングがあったにも関わらず、まったく修正した形跡なく後半に挑むゲームプラン。

この敗戦は「少しの差」ではないと思います。
大一番で力を発揮できないという、とても根の深い問題ではないでしょうか。

たった4試合でFinalへ進んだという、このカップ戦の歪んだ規定に助けられチャンスを得たわけです。
そのチャンスをミスミス逃しているようでは、果たして真のプロフェッショナルと呼べるのでしょうか。

試合開始前のスタメン発表の煽りVTR。
川崎はいつもの浪花節的構成。
「川崎」に関わる人の為に・・・

東京は「行け行け」感たっぷりの構成。

これを見て、このFINALにかける想いとして、前者がネガティブで後者がポジティブなスタンスで望んでいると思った方は少なくないと思います。

実は、キックオフ前にすでに勝負がついていたのかもと思わざる得ない敗戦だったと思います。

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国立をフロンターレカラーに染めよう!!

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いよいよ、Final当日の入場方法がJより発表されました。

【2009Jリーグヤマザキナビスコカップ】決勝 入場についてのお知らせ

「2009Jリーグヤマザキナビスコカップ 決勝」入場ルール・横断幕設置エリア 詳細

聖火台の直下が緩衝帯になるようです。

公式に入場ルールが発表になると、本当にいよいよって感じです。

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2009 ACL Quarterfinal 1st leg 名古屋戦(国立)

名古屋との対戦は、場所が国立に変わろうと、何時もどおりの試合展開。

名古屋がゲームをコントロールし、川崎が受けて立つ構図。

受けて立つ川崎の方が優位にゲームを進められたのは、2006瑞穂での対戦くらいでしょうか。

ちょっと強がってみると、最近ゲームを「コントロールされているふり」が出来るのが川崎の強みかもしれませんね。

何時もスタジアムでは、ドキドキしながら見てますけれども。

ボールを廻されても守備ブロックを崩さず、横パスが引っかかるのを狙い、ボールを奪うと一気に押し上げる意思統一は一様出来ています。

最近は、そこにリスクコントロールも加わり、安定したゲーム運びが出来るようにはなりましたが、このゲームでも先に失点してしまう悪癖が顔を持ち上げてしまいました。

失点の場面についてですが、スタートの選手配置を考えるとやってはいけないミスを犯してしまったといった印象でした。

勇介を左に廻し、右SBは井川が先発。

この布陣の狙いは素人目で見ると、名古屋は主に右サイドで小川・中村・田中がゲームを作り、クロスを入れらるのを狙ってくるはず。その際、ゴール前の勝負では宏樹が釣り出されたとしても、菊地と「井川」で対応したいとの考えたのかと思いました。

ところが、織り込み済みではありますがフリーでクロスを上げられしまい、中に絞った井川はケネディーのポジションを確認している素振り無くボールウォッチャーに。

で、ズドン。

この失点を、他の選手が「仕方がない」と思ったのか「何やってんだ」と思ったのかは知る由もありませんが、誰も井川に声をかけていなかったように見受けられた処をを見ると、後者だったのかもしれません。

先制されたこともさることながら、ジュニーニョの豪快な外しっぷりもゲームを難しくした原因の一つ。

ただ、勇介曰く

決定機でジュニーニョがなかなか決められなかったが、苦しい試合で点を決めてくれているので差し引きゼロ。何回もチャンスがあれば絶対に決めてくれると思っていた。信じて良かった。

とのことですのが、リードを奪えたゲームだたらのコメント。

前半のチャンスを一つでも、落着いて決めていてくれれば、随分楽な展開になったと思います。

この試合でのジュニーニョは軒並みワンタッチ余計だったような印象でした。

華麗に広野を抜いてゴールを奪いたかったのかもしれませんが、楢崎の控えと這いえ、正GKに劣らない能力を見せ付けられました。

それからレナトについて。

最近スタートからの出場が増えていますが、今一歩コネコネ癖が抜けない為、チャンスをミスミス潰すことが多いと思っています。

ただ、ボールへのアプローチの仕方は、まだまだ覚束無い感じではありますが、随分とボールを追いかけるようにはなりました。

レナト自身コメントにも、

交代直前のプレスは)見たら交代が自分だったので、そこで落ち込んでも仕方なかったし、今はコンディションがいいということもあって、後ろの選手に楽になってもらおうと、プレスに行きました。

と、守備意識が向上していると思われるコメントを残してくれています。

最近ゴールから遠ざかっていますが、諦めないでボールを追う選手には必ずチャンスが訪れるのがサッカーだと思っています。

近々の爆発を期待せずに入られません。

AFCチャンピオンズリーグ
川崎F 2 - 1 名古屋 (国立/17,939人)
得点者:28' ケネディ(名古屋)、60' 中村憲剛(川崎F)、63' ジュニーニョ(川崎F)

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鹿島の國でのこと

あれから24時間経過し、随分と気持ちがおつついてきました。
先の二つのエントリーでは、直情的に書きなぐってたりしたので、今度は少し落ち着いて書いてみたいと思います。


さて、最初に「中断」されるまでのゲームのことを。

内容は首位攻防戦にふさわしいものだったと思います。
鹿島は何時ものように、マルキーニョス選手が自由にポジションを取り、かつボールに触りたがりながら、サイドをうまく使いつつリズムを作っていっていました。
その鹿島の攻撃に対しては、センターは宏樹と薗田を中心に、ボランチの憲剛とタニがフォローする形を取っていました。
サイドからの攻撃に対しては、両サイドバックの村上・勇介にレナト・テセ・ジュニがフォローに入りながら内田選手、新井場選手の侵入を防いでいました。
失点の場面は、野沢選手に中途半端なポジショニンを取られ、かつその時勇介が中に絞らざる得ない状居を作られたことが原因だったと思います。
そのワンチャンスをものにしてくるとは、流石の一言でした。

その両サイドの守備に、なぜか養父が絡んでいなかった印象があります。
もしかすると、ピッチ上に坊主が多すぎるため、認識出来ていないだけかもしれませんが、左サイドで頻繁にポジションを確認しあう村上とレナトの関係を見たり、何度となく右サイドの深い位置までフォローにくるテセを見ていると、また「サボりやがって・・・」という印象ばかり残っています。
そのあたりも前半で交代させられた原因かもしれませんね。

この試合デビューを果たした薗田も坊主でした。
以前よりも腰回りが逞しくなった印象がありました。
また、左サイドの村上が攻撃参加すると、勇介に上がることを自重するように毎回指示を出していました。
リスク管理もきちんとできているんだなぁと感心することしきり。
流石、年代別代表は違います。
守備機会は、ほぼ無難にこなせたと思います。
フィード、ビルドアップも及第点。
そして、何より感心したのが、同点に追いつかれた後のロングシュートを放った場面。
鹿島の選手にあたり、枠に飛んでいくことはありませんでしたが、あのプレーで「点を取るんだ」とチームに再度火がついたように思いました。

その後、テセが2点目のゴール。
「諦めない奴の目の前にボールが転がってくる」ってパターンの典型のようなゴールでした。
この日のテセは、キレキレというか、ほぼパーフェクトに近い働きだったと思います。
守備では、細かいポジションを修正しながらジュニと連動しながら鹿島の攻撃を遅らせてくれていました。
また、自分がミスをするといつもはボールを追わないのですが、この日は最短距離を走りボールホルダーにプレッシャーをかけ、危機回避を何度もしてくれていました。
ポジショニングの良さは守備だでなく攻撃の際も同じように素晴らしかったですね。
シュートの選択、ポストプレーの際のボールの落とし所、スペースへの走りこむタイミング。
どれをとっても、見ているほうが一つもストレスを感じないプレーを、連続して見せてくれていました。
だいぶ、テセを見なおしました。

ジュニもレナトも何時ものように攻撃だけでなく守備にも奔走。
後半、雨脚が強くなり、水たまりができるようにななっても、ジュニのクレーバーなシュートで追加点。

しかし、あの程度の雨でも排水しきれないピッチがベストピッチ賞を取っていたのですね。
J2時代には、小瀬で反対側のゴールが見えないくらいの雨に降られたことが何度かありましたが、ピッチ上はあれほど水は溜まりませんでした。
今シーズンで言えば、先の清水戦も等々力では全く水が浮くことはありませんでした。
国立もピッチに水が浮くことはほとんどありません。
カシマスタジアムのピッチの構造がどのようになっているかは解りませんが、排水能力に難があることは間違いないようです。

そして、中断。
中断を決意した主審は、その後雨が降る続けてピッチの状態が改善すると本気で思っていたのでしょうか。
あの程度の雨で、水が浮いてしまうピッチです。
排水能力はなくても、保水能力が抜群のはず。
芝の下の砂若しくは土が飽和状態になっているとは想像できなかったのでしょうか。
誰の目にも、雨が降る続けば急激な好転は望めないことは解っていました。
そして、そんな状態でもサッカーを続けられると両チームの選手は思っていたようです。
何故あの場面、つまり首位攻防戦で1-3で首位チームがビハインドで、残り20分程度のゲームを取りやめる必要があったのでしょうか。

鹿島の選手は逆転できると思っていたでしょう。
ピッチコンディションが悪くなれば、事故的なゴールが奪える可能性も増えます。
早々に1点返せばチャンスはあると思っていたに違いないでしょう。
逆に、川崎の選手も抑えきれる自信があったと思います。

運営責任者である鹿島側としては、中断→中止となれば、興行的には大きな損出となります。
再試合となれば、日程的には平日若しくはリーグ終了後しか川崎側が日程が確保できない状況。
また、カシマスタジアムの稼働率や芝養生のサイクルなどは理解不足なのでいい加減なことは言えませんが、相手チームの都合に合わせての日程調整は難しいことは想像できます。
また、再試合で仮に勝つことがあっても、優勝にケチがつくでしょうから、そこはプライドの高い王者としては面白くはないでしょう。

そう考えると、結局表立って得をしたのは審判だけです。
彼らは、ピッチ上で起こるすべてを掌握し、コントロールし、支配できるのだとアピールできました。
その判断が、間違っていたり愚かであっても。
自分達の力を誇示することを念頭に置いていたということはあってはならないことでしょうが、そのあたりはどうだったのでしょうか。


さて、ここからは中断中に起きていたことで不快に思ったことをまとめてみたいと思います。
中途半端な情報で腹を立てたことを書きますので、読んで不快に思われる方もいるでしょうがご容赦ください。

 ・中断中、水かきをしていたのは、鹿島側のピッチが大半だった。
 ・水かきができると思えない小さいトンボで水をピッチに伸ばすばかり。
 ・何故、野球で行っているように、一列に並びコート外に水を吐き出そうとしなかったか疑問。
 ・水かき要員は、カシマスタジアムの管理者とボールボーイと思われる人物たち。
 ・因みに、この試合のボールボーイはカシマユースの選手達だったように記憶している。
 ・雨が強くなるたびに出てくる岡田は、整備が進んでいない川崎側のピッチで球遊びを繰り返していた。
 ・岡田が出てくる際に、副審、四審は遠巻きに眺めているばかり。
 ・試合中止の決定の際に、カシマサポは歓喜(まあ解らないでもないが)
 ・で、チャントを歌う。(何を歌っていたかの記憶はない)
 ・整備が終わったボールボーイと思しき人物たちは、そのチャントに合わせてガッツポーズをしていたように見えた。
 ・試合中止が決まったと同時に雨は小ぶりに。
 ・一々神経を逆なでするアナウンス(終電情報)を繰り返す場内放送。
 ・反対側のゴール裏2階からは「帰れコール」


そんな中、救われた点が3つ。
 ・中止が決定した後、鹿島側はサッサとロッカーに引き上げたそうですが、川崎は監督・コーチ・スタッフ(トレーナーさんも居ました)・選手(遠征帯同でベンチ外の周平も)全員がサポへ挨拶をしてくれた。テセ・勇介・英嗣・憲剛・村上だけでなく、チーム全員が悔しさをあらわにしてくれた。
 ・雨がやみ、騒動が収束する方向に向かった際に、社長・福家さんと川崎運営担当スタッフのがゴール裏に来てくれ、事情説明をしてくれた。
 ・誰一人、諦めることなく鹿島の國を後にできたこと。色々な方と無言の握手をしました。その手は、本当に力強いものばかりでした。


この件の決定は15日の理事会に委ねれれます。
社長の理事に成り立てですが、出席して持論を展開してくれると思います。
ガナの騒動の際には、若干失望もしましたが、社長と福家さんに付いていくと腹をくくっていますから、後は社長に任せたいと思います。

万が一、0-0再試合となっても勝てばいいんです。
そして、今その力があると確信が持てた75分+αでした。


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再試合などやっている暇などない

此方は今のところ、あちらさんと違って再試合などやっている暇などないんだよ。

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2009ナビスコ杯準決勝2ndレグ横浜戦(横酷)

横酷のアウェー側は青一色。
6000枚のチケットが用意されたようですが、それに近い入りだった感じでしたね。
選手入場時は青黒コレオで選手を後押し。
中継を担当したフジ青島アナが「大変なことになっています」と驚愕したとかしないとか。
選手にも、気持ちが伝わったと思います。

ゲームの方は、1stレグに続いて割り切ったゲーム運びでした。
攻撃は基本的に前の3人にお任せ。
ボールを奪ったら、高いポジション取りをしている横浜のSB裏を狙う。
1stレグとの違いは、前で「タメ」を多少作れたことでしょうか。
何度かタニ・村上・勇介が攻撃に絡み、横浜のゴールへ圧力をかけられました。
ゴールは奪えなかったものの、この辺りがボディブローとなって、相手を苦しめられたかと思っています。
焦りも合ったのでしょうが、後半横浜のプレーの制度が幾分落ちましたらね。

もっとも、何度か合ったビッグチャンスをものに出来ていれば、関さんに「疲れた」と言わせなくて済んだのでしょうが、飯倉選手の好セーブや、一手間余計にかける悪癖もあり、自分たちで試合を難しくしてしまった感も無くもありませんでした。

守備の方は、タニの異常なまでの危機察知能力に随分と助けられましたが、結構危ない場面が散見されました。
ただ、2ndレグもリキがゴールに鍵をしっかりとかけてくれました。
やはり、年代別代表に選ばれる選手は一味違いますね。
PKで一点差に迫られてもバタバタすることなく、ビッグセーブを連発。
井川の一発赤紙の際に、ファールをした位置について執拗に抗議して黄紙を貰ってしまったのは勿体無かったですね。
井川への判定は覆らないのですから、あそこは我慢して、その後にうまく時間を使う手段を残しておきべきだったと思ったり。

しかし、一人少なくなってからはどうなることかと思いました。
終盤、水沼選手が出てきたときは、相当中盤をかき回されると覚悟しました。
88分頃から水沼選手がGKとなったので、最終的には杞憂に終わったのですが、それ以前から水沼選手を入れた意図を図りかねるプレーを多く選択してくれたので大混乱に陥れられることはありませんでしたね。

120分間、終始戦術が嵌り、且つ徹底されていたことが勝因だったと思います。
チーム全員で掴んだ国立への切符。
2年前とは一味違った勝ち多くのサポも満足しているかともいます。
チームをサポも大人になっての3度目の挑戦。

先ずは明日からのチケット争奪戦ですね。

しかし、ロスタイム7分とか、エリア外でのファール(現地では未確認・録画をチェックして判明)をPKと判断したりと、おもしろジャッジ満載でしたが、ボールホルダーに対する後ろからの不正なコンタクトを流すのはどうなのでしょうかね。
川崎側のファールも流してましたが、どの審判もどのゲームでもその傾向がありますね。
ただ、ACLでは厳しく取られてる気がするんですよね、後ろからのコンタクトは。
アジア基準が国際基準とは思えませんが、JはJのルールで試合が運営されていることって色々と弊害があるんだろうなぁと尾も足りもしました。

2009 ヤマザキナビスコカップ
横浜FM 1 - 1 川崎F (日産ス/16,467人)
得点者:68' 山瀬功治(横浜FM)、89' ジュニーニョ(川崎F)

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